被災地へ~復興への遙かな道のり~②

2011/05/31

石巻では丸々3日間、泥だし作業などを行いました。

5月20日、石巻港から約1km離れた所にある民家へ
インターナショナルな7名ひとグループで活動
イギリス、オーストラリア、カナダ、マルタ共和国、フランスの皆さんと一緒でした。

民家は築35年の木造2階建、津波で1階はすべて駄目になったそうです。
民家の隣の建物には、2m程の所に津波の跡がくっきりと残っていました。

泥だし作業の7つ道具 1.スコップ 2.ネコ(一輪車) 3.土のう袋
4.デッキブラシ 5.バケツ 6. ジョレン 7.シャベル


床板が剥がされていたので、到着してすぐに床下の泥を出し開始

2人一組で、泥かき係と泥を袋を広げ受ける係、疲れたら交代します。
川口は、出来上がった土のうを集めて玄関まで運びネコに載せ
土手を登って公道の脇に積んでいきます。

民家横の資材置き場、ここから3日前に遺体が見つかったそうです。

近くの駐車場で、前方から来た波に押し上げられた車

このお宅では犬2匹と猫1匹を飼っていましたが、猫だけ生存したそうです。

夕方の16時半までに、床下と玄関先の泥だしを完了!
約600袋の土のうが積みあがりました。

ここに住んでいた老夫婦は、震災後外から聞こえてきた「津波が来るぞ!」と言う声を聞き、着の身着のまま車で避難したそうです。2ヶ月間は避難所で暮らすも、精神的な限界が訪れ帰宅。以前の生活を取り戻そうと夫婦で張り切って泥出しを試みたものの、お父さんが腰を痛めてしまいボランティア要請をしたそうです。少人数で行う泥だしは、精神的、身体的にも過酷過ぎます。大勢のボランティアで協力して行うことが有効だと感じました。

GWを過ぎてからは、ボランティアが圧倒的に不足しています。震災から2ヶ月が経過したこの時期に、避難所から自宅に戻った方々からの泥だし依頼が増えているそうです。泥出しの行き帰りに、周辺を見回しましたが、未だに手付かずのお宅がたくさんありました。日に日にマスコミでの被災地に関するニュースは減っていきますが、復興どころか復旧にもかなりの時間が必要です。これからも絶対に忘れることなく、細々でも継続した支援が必要だと痛感しました。



夕方石巻消防署横にある自衛隊のお風呂へ

地元の方や、災害ボランティアにも解放されています。

入浴制限時間は20分間、この日は千葉の松戸の湯
回転を良くする為か、お湯の温度は熱めでした。
隊員さんと少しお話できましたが、自衛隊の皆さんは
滅多にお風呂には入れないそうです。
いろいろと初体験ができた一日でした。

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